七十七銀行女川支店津波訴訟に判決

東日本大震災の津波によって、七十七銀行女川支店の屋上で死亡・行方不明になった行員ら3人の家族が同行に安全配慮義務違反があったとして、計約2億3000万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が、昨日仙台地裁でありました。

家族側の主張が認められず請求棄却という判決です。

「人命優先どこへ」という家族側の嘆きが河北新報の社会面に載っています。

今回の判決に批判的な方もいらっしゃるかと思いますが、私は判決を全面的に支持します。

気象庁が発表していた6メートルの津波予想に対して、高さ10メートルの支店の屋上に避難したわけですが、この避難行動のどこに落ち度があったというのでしょうか。

すぐ近くにもっと高い高台があったといいます。

しかし、それはたまたまの結果論です。

大川小のように、ずっと何もしないでもたもたしていたわけではありません。

また、家族側は「常に最悪の事態を想定すべき」と主張していますが、これが認められるとなれば我々の経済活動が成り立たなくなってしまいます。

突き詰めれば「頑丈な家に住んで、家から一歩も外に出るな」になってしまいます。

家族側は即日控訴の手続きをとったようです。

私には悲しみと怒りの矛先が違うようにしか思えません。